今年もコースの勉強会に参加してきました
お久しぶりです。林歯科医院勤務2年目の水谷です。
9月は友人の結婚式があったり、今年の3月から始まった勉強会の集大成があったり、インプラント手術があったりととにかくバタバタの1ヶ月でしたがなんとか乗り切れました。だからか9月の最後の方は疲れがピークに達していたのか診療が終わって家に帰ったらそのままバタンと寝込んでしまうような状態でした(笑)
さて今年参加した勉強会は「臨床基本ゼミ」という名の勉強会で歯科界の中で日本一古いスダディーグループと言われる「火曜会」の諸先生達の講義、実習が行われるものです。「基本ゼミ」とはいかにも初心者向けというイメージがありますが「どんなに難しい治療も基本をしっかりと学んでいないと意味がない」という意味合いで「基本ゼミ」って名前になっているのかなと勝手に思っています。勉強する内容は非常に高度なものから、基本的なことまで様々でした。
最も印象に残る講義は最初に習う「資料の見方」です。レントゲン一つにしても角度が違えば違ったように見えるし、違うものを見るために角度をつけて撮ることもあります。患者さんにしてみれば「なんで何枚も撮るの?」なんて思われますが「的確な診断、的確な処置」を行うためには情報量が多いにこしたことはありません。もちろん被曝のこともありますから必要でないなら撮らない方がよいと思いますが。。。
間違った診断をせず、患者さんのためを思って最小限の侵襲で行うために資料を正確に集めることの大切さ、そのテクニックを改めて学びました。この勉強会は院長先生をはじめ、他の勤務医先生も受講されているものです。林歯科ではこのように基本を大事にしつつ日々診療を行えており、大変勉強になっております。