臨床基本ゼミ第4回に行ってきました。
歯科医師の坪井です。
今回で4回目になります、臨床基本ゼミに参加するため東京に行ってまいりました。
今回のテーマは①欠損補綴の見方②歯周外科(講義と実習) です。
1日目は基本ゼミ参加者の各先生方が日頃悩んでいる症例を持ち寄って、何が問題なのかということを講師の先生方に講評していただき、それを全員で聞きながら進んで行くというスタイルでゼミがスタートしました。普段他の先生方がどのようなことで悩んでいるのかを知ることができ、またそれをどのように捉えればよいのかを聞くことがができ、とても参考になりました。
2日目は歯周外科の講義と実習です。豚の上顎骨を使って、FOPや軟組織移植術、歯冠長延長術などを行いました。縫合の練習も行い、とても充実した2日間を過ごさせていただきました。
夜は毎回恒例の懇親会で焼肉をいただき(とても美味しかったです!)、講師の先生方ともたくさん話をすることができ、楽しい時間を過ごさせていただきました。
毎回参加するたびに驚きがあり、日常臨床のモチベーションアップになっております☆次回でいよいよ最終回になります。最後は自分も含め参加している先生全員の症例発表の他、歯牙移植の講義もあります。最後まで楽しみです。
勤務して3週間経ちました。
6月1日より勤務させていただいております。
大阪で臨床研修1年、大学院4年、医科麻酔科研修1年、大学病院口腔外科で病院医員2年、歯科医師となって9年目にして地元松阪に戻って参りました。
大阪には人口が多くて、歯科医院が多数あります。しかし、自分が受けたい、家族に勧められる治療、空間、尊敬できる先生方、素敵なスタッフの方々など、全てが揃っている歯科医院はなかなかありません。
ここは、厳しく、優しく、わかるまでしっかり指導してくださいます。みなさんが休憩時間にも関わらず、協力してくださいます。みなさんのおかげで実りのある毎日を過ごせています。勢いのある歯科医院です。ここで仕事ができることが幸せで、嬉しく、楽しいです。
来院される患者様のお口の健康を維持するために精一杯頑張ります。
歯科医師 濵田真智
臨床基本ゼミ第3回に行ってきました!
お久しぶりです。歯科医師の坪井です。
前回記事に書かせていただいた、臨床基本ゼミの第3回目に参加するため、5月23〜24日にかけて東京に行ってまいりました。今回のテーマは
- う蝕の基本処置
- 小児の咬合育成
- MTM(歯牙の小矯正)
初日は須貝先生によるう蝕の基本処置の講義から始まりました。近年、う蝕(虫歯)は減少傾向にあり、歯科医院に来られる患者さんの口の中を覗いてみても、昔ほどボロボロになった口腔内という方は少なくなっているようです。それだけ皆さんがお口の健康に興味を


この日の夜には懇親会が開かれたのですが、講師である須貝先生が小児の咬合育成に関する本を御出版されたので、そのお祝いも兼ねて、講師陣ほぼ全員が集まるという盛大なパーティーとなりました。
MTMや咬合育成の講義もとても興味深いもので、模型を使ったMTM実習などもあり、とても楽しい2日間でした。あと残り2回となりましたが、歯周外科実習や移植の講義なども控えており、今後が楽しみです。受講生の症例発表もありますので、その準備も進めていかないと・・・喝!
安心できる治療を提供するためには
こんにちは、歯科医師の水谷です。
少し前になりますが県の薬剤師会の会長の話を聞く機会がありました。歯医者さんがなんで薬剤師の話を聞くのと疑問に思われた方もいるかもしれませんが、歯科治療において最低限の薬の知識がないと患者さんに危険が及ぶ場合があります。
例えば骨粗鬆症に使われている薬を飲んでいると、抜歯後の傷や合わない入れ歯を使い続けることによって出来る傷の治りが悪くなって、結果的に骨にまでばい菌感染が起こり骨が腐ってしまうことがあります。そういった患者さんにはこのように対応した方が良いですよというガイドラインが過去に出ておりますが、技術は進歩するものでその時代に無かった薬剤が次々と販売、使用されるようになりました。知識が全くないと見過ごしてしまう可能性もあるので自分の知識をアップデートさせるために他職種(といっても医療系の方なのですが)の話は大いに役立つのです。
他にも心臓病を患った患者さんや、リウマチなどの自己免疫疾患がある患者さん、妊婦さんなど注意する人はたくさんいますしそのような方に安心、安全な治療を提供出来るように歯科以外のことも勉強しないといけないと改めて実感いたしました。
もちろん歯科の勉強も大事ですからしっかり勉強しておりまよ、何か気になることがあればお気軽に聞いてください。
水谷篤史